エアガン、サバゲ ガンマメ~銃の豆知識~

【ガンマメ】ホップアップの種類

投稿日:2016年1月7日 更新日:

KM企画(HEAD1950)「SCS」

3-2scs1990年代に入って、数多くのパーツメーカーから純正部品と交換するだけでホップ仕様にできるカスタムバレルが発売された。それを組み込むことは、サバイバルゲームではほぼ必須となっていたカスタムの一つだった。

「箱出しノーマル」の状態ではホップがついてないエアガンを、後からホップ仕様にするために多くのユーザーがお世話になったのがサードパーティー製のカスタムパーツ。当時の組み込みホップの多くは、バレルの途中に穴が開いていて、その穴にゴムなどの摩擦が強いチップをはめ込んだものが多かった。ちょっと気が効いたものだと、外部からその穴部分をネジで押せるようになっていて、ホップのかかりの強さを調節できるようにもなっていた。その中で最も良くショップで見かけて、事実上の「組み込みホップ」のスタンダードとなっていたのがKM企画の「SCS(スピンコントロールシステム)」だ。

撃つ前にBB弾を保持しているチャンバーパッキンから離れた場所にホップ回転をかける部分(ホップパッキン)があるため、BB弾はいったん加速しはじめたところでホップパッキンに衝突する形になる。その動きから、現在主流のチャンバーパッキン部分でホップ回転をかけるものと区別するために「つまずきホップ」なんて呼ばれ方をすることもある。

その構造上、どうしてもBB弾は散りぎみになってしまうが、それでも飛距離は確実に伸びるし簡単に調整ができるため、多くのユーザーがSCSを組み込んでいた。バレル外側に目立つ赤いスリーブが付けられていたため、中を開けるとひと目で「カスタムされている」ということがわかるというのも嬉しい要素の一つだった記憶がある。
 

199205gun-km当時、サバイバルゲームで主流だったのは電動ガンではなく「BV式」と呼ばれるタイプのガスガン。一発撃つたびにインナーバレルが激しく前後に動くという豪快なシステムで、命中精度とかそういうのは考えるだけ無駄な感じのエアガンだったが、当時はそれでも十分以上に楽しめていた。「つまずきホップ」による精度悪化も、元々が「バレルごと前後に激しく動く」ようなエアガンに組み込むのならば、たいした問題にはならなかった。左画像は月刊Gun 1992年5月号のプレゼントコーナーより。

-エアガン、サバゲ, ガンマメ~銃の豆知識~

Copyright© あきゅらぼ Accu-Lab , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.