東京マルイの偽ウッドは、昔からけっこうリアル
古くは電動AKから、新しいものではVSR-10のリアルショックバージョンなど、東京マルイ製品には「プラスチックに、木目調のプリントをしたもの」がストックになっている製品がいくつかある。普通だったら木目調のプラなんつったら安物の代名詞にされがちなのだけれど、マルイ製品のそれは意外に「ホンモノの木製ストック」っぽく見えるのが特徴だ。単にプリントされているだけでなく、表面のちょっとした凸凹とか質感まで木製っぽくしてあるからだろう。
そこまでするなら、いっそ本当に木製品を使ったらどうかと言いたくなるのだが、そうはいかない事情ってものが大企業にはあるらしい。安定して一定の品質の材料を入手するのが難しいのだとか、あとは輸出入するときに木製品ってのは「元が生き物」だけあってやたらと厳しい検査があって割に合わないのだとか、いろんな話を聞く。
