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【ガンマメ】サバイバルゲーマーは実銃を扱わせても上手い?

投稿日:2015年9月13日 更新日:

サバイバルゲーマーは、確かに「銃の操作方法」には長けているだろう。マガジンを差したりボルトレバー(チャージングハンドル)を操作して初弾を装填したり、セフティをかけたり解除したりといった細かい操作なら、最近のリアルなエアガン・電動ガンを使い慣れた人なら、特に教えられずとも正しい操作ができるだろう。

また、サバイバルゲーマーは、狙って撃って当てる技術にも長けているだろう。撃った弾が飛んでいく様子が目で見えるエアガンで弾道を見ながら銃口を振ってターゲットまで誘導するような撃ち方しかしたことがない人なら別だが、ライフルを構えてサイトを見てターゲットに重ね合わせる撃ち方を日常的にしている人だったら、教えなければならないことの半分くらいは既に身につけているようなものだ。

しかし、そんなことはたいしたアドバンテージにはならない。レバーやボタン類の操作とか、狙って撃って当てる技術とかは、「銃の扱い」の中ではほんの一部分、言ってしまえば「取るに足らないほどの一要素」にすぎないからだ。

重要なのは、撃つべき時に正確に撃てることではなく、撃ってはいけない時には絶対に撃たないことだ。撃ってはいけないモノは絶対に撃たないことだ。そっちのほうが、はるかに、ずーっと、何十倍も重要なことだ。味方や自分自身を、手にしたその銃で間違えて撃ってしまうという事故を絶対に起こさない、そういう銃の扱い方を身に染み付いた習慣として身につけていることだ。

銃を取り扱う上での「基本的なルール」とされているもの。国や組織によって若干の違いはあるが、最も良く知られているのはジェフ・クーパーによる「4つの原則」だろう。

  1. All guns are always loaded.(全ての銃は装填されていると考えて扱え)
  2. Never let the muzzle cover anything you are not willing to destroy.(銃口は撃っても良いもの以外には絶対に向けるな)
  3. Keep your finger off the trigger until your sights are on the target.(サイトがターゲットに重なった時以外は指をトリガーをかけるな)
  4. Be sure of your target and what is beyond it.(常にターゲットの後ろに気を配れ)

もちろんこれは、「ごく基本的なルール」にすぎない。オープンな場所(具体的には、戦場など)で銃を扱うとなると、射撃場だけで銃を扱うのなら必要ないかもしれないルールがいくつか追加されてくる。例えば、銃を手から離す時には「安全な状態」にしなければならないとか、銃を手にとった時は(それがほんのついさっきまで自分が持っていたものだとしても)その銃が「安全な状態」にあるのかどうかを確認しなければならないとか、そういったことだ。

なのに、サバイバルゲーマーの多くは、その極めて基本的なルールですら守らない。守らなくても別にたいした事故にはならないからだ。もし万が一、「撃つつもりがなかったのに撃ってしまって、撃った弾が誰かに当たってしまった」という事故が起こったとしても、ほとんどの場合「痛え!」「ゴメン!」で済むエアガンだからそれでもなんとかなっているのだろう。そのため、「銃を手に取るなりトリガーに指をかける」とか、「その銃の銃口を人に向ける」といった、絶対にやってはいけないことを平気で行ってしまう。そういう習慣が身についてしまっている。

だから、サバイバルゲーマーに実銃の扱いを教えようとするときには、まずその「銃を扱う上での間違った習慣」を徹底的に取り除くところからはじめなければならない。一度身についてしまった習慣を除去するのは、手間も時間もかかる面倒な仕事だ。

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