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ガンマメ~銃の豆知識~ ミリタリー

【ガンマメ】戦場で盾が使われないのはなぜ?

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機関銃弾を防げるような盾となると、重くなりすぎて身動きが取れなくなってしまうから。

「映画に出てくるヒーローみたいに、全身に防弾プロテクターを装備したり、もっとローテクで良いなら頑丈な金属製の盾を手に持てば、戦場の兵士はずいぶんと安心できるのではないだろうか?」

人間、なによりも自分の命が一番大事。戦場でも、できれば攻撃よりも防御に力を入れたいというのが本音だろう。だが現代の戦争においては、「盾」よりも「矛」の方がはるかに強くなってしまっており、少々防御に力を入れたところで気休めにしかならないというのが現実になっている。
 

13701348075_f7e839748b_o_d戦場で飛び交う機関銃の弾を防ぐことができる盾なんてものを現実に作ったら、それはとても人間が持ち運べる重さのものではなくなってしまう。エンターテイメント映画に登場するアメリカン・ヒーローなら別かもしれないが。


もちろん、兵士達は昔に比べればずいぶんとハイテクな防弾装備を身に着けるようになっているが、それらはせいぜい砲弾の破片などから身を守り致命傷を防ぐためのもの。機関銃の弾をモロに食らっても生き延びることができるような防弾性能は持っていない。もしそんな性能を持った防弾プレートを身につけようとしたら、とんでもない重量になる。

拳銃弾程度なら、厚さ数ミリ程度の鉄板でもなんとか防ぐことはできる。小銃弾でも10mmもあれば充分だろう。だが三脚に備え付けて撃つ重機関銃の弾となると、厚さ30mmはないと防ぐのは無理なのだそうだ。一般的に「盾」と言われた時に想像されるものの大きさといったら、小さくても1メートル四方くらいは必要だろうか。厚さ30mmで1メートル四方の鉄板となると、重さはなんと236kgにもなってしまう。重量挙げの選手でも手に負えないレベルのシロモノだ。

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