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【ガンマメ】火縄銃は許可なしに持ってもいいというのは本当か?

投稿日:2015年4月26日 更新日:

この条件のうち、「年代」については見たまんまなのでそれほど難しくないが、ちょっと分かりづらいのが「形式」の方だろう。実際、ここの解釈の違いによるトラブル、古式銃だと思い込んでた銃が実は古式銃じゃなかったため銃の違法所持となってしまって大変なことになる例ってのはちょくちょく起こるようだ。

「管打式」というのはパーカッション式とも呼ぶ。銃口から火薬と弾を詰め込む「前装銃」のもっとも後期、別の言い方をすれば進化した形にあるものだ。マッチロック(火縄銃)や、火打ち石をこすり合わせることで発生した火花を使うフリントロック、ホイールロックよりもずっと信頼性が高く、後装銃の時代になっても使われ続けた。
 

Rifled_musket_actionsパーカッション式の前装銃(マスケット銃)。ハンマーを起こし、斜め上に突き出した筒(ニップル)の先端にパーカッションキャップをかぶせるようにして装着。ハンマーがパーカッションキャップを打撃して発生した火花が小さい穴を通って銃身内の火薬に点火する。
SniderMkIIIC_breech_openパーカッション式は後装銃の時代になっても使われた。写真は、元は前装銃だったエンフィールド銃を後装式に改造した「Snider-Enfieldライフル」、日本だと「スナイドル銃」として知られているものだ。

「ピン打式」というのは、金属製薬莢の中でも初期に属するもの。薬莢の側面から突き出している細い小さいピンを叩いて発火する。「蟹目打ち」なんて呼ばれ方もするが、「叩いたら発火するピン」が突き出しているというのは安全面から言えばあまり褒められた構造とはいえないこともあって、現在も使われているリムファイア(縁打ち式)やセンターファイア(中心撃発式)が普及すると姿を消した。
 

800px-Pinfire_Cartridgesピン打ち式の弾薬。側面に飛び出しているピンを強く叩くことで発火する。持ち運んでいる時や装填時にピンに衝撃が加わり発火してしまうなど安全性に問題があり、現在では廃れた方式になっている。
photo : Hatchetfish

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