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第53回・静岡ホビーショー(番外編)

投稿日:2014年5月21日 更新日:

静岡ホビーショーのレポート、最後はエアガンも銃も関係ない趣味の分野。

ビルドファイターズ面白かったなあ(バンダイ)

ガンダムの最新TVシリーズとして先日放送が終わった「ガンダムビルドファイターズ」。ガンダム世界じゃなくて「ガンプラがある近未来の世界」を舞台に、プラモデルそのものを特殊な粒子で操って戦うゲームを題材とした一種のスポーツ物だ。最初は「ガンプラバトルって、プラモ狂四郎の二番煎じかよ……」と、ほとんど期待もしていなかったのだが、始まってみたらこれがまた面白い。影響でプラモデルの売上げもかなり良い方だったそうで、近年のガンダムTVアニメとしては大成功といっていい結果になったそうな。

「ガンダム」の名前を冠してはいるものの、やっているのは戦争でも仇討ちでもなく、単なるゲーム。遊びである。人の生死がかかっているわけでもなく、世界を救うための戦いをしているわけでもなく、勝ったら嬉しい負けたら悔しいというただそれだけだ。それゆえに登場人物がみんなまっすぐで気持ちのよい連中ばかりで「お話」として面白かったというのが成功した理由の一つ。

それともう一つ、題材が30年以上もの歴史のある「ガンプラ」であるがゆえに、いくらでもネタが、それこそ無尽蔵に湧いて出てくる点も魅力となっている。どんな局面でどんな武器を使ってどういう対処法をとってどういう戦い方をしてどういうふうに勝つか(あるいは負けるか)、多くのガンダム作品からのエピソード、関連商品や設定集にあるウンチクなどが次から次に披露される。知らなくてもついていけるような工夫は一応されているのだけれど、基本的な展開のところでガンダム作品のことを十分に良く知っていることを前提に話が進んだりする。ムチャな脚本だなあ、これ「ガンダム」じゃなかったら通らないだろうなあ……と思うこともしばしばだった。

作中にしか登場しない、登場人物が自分で考えて作ったオリジナルの「ガンプラ」の多くが製品化されている。既存のガンプラに付け足したり組み替えたりすることで再現できるもの、全く新しく金型から作ったものなど様々だ。

序盤から通して、登場人物達を見守り導き時には教え諭す「大人」として描かれていた謎の人物「ラルさん」が、最終回で使用し鬼のような強さを見せた「グフR35」。

「序盤に登場するやられキャラ」的な立ち位置にありながら、その圧倒的な個性と溢れ出るギャンへの愛で、多くの視聴者の心を掴んだ「サザキ君」が使用したギャンのカスタム「ギャンギャギャン」。……じゃなくて「ギャンバルカン」。

既存のギャンのキットに追加するキットとしての発売。といっても見比べると顔から胸から肩から全然形が違うぞ……と思ったら、そこらへん全部交換しちゃうけっこう規模が大きい換装キットになっているっぽい。

ラスボスとして登場するか……と思いきや、なんやかやいろいろとあって結局この形でバトルに投入されることはなかったガンダムアメイジングエクシア。「いまどきのガンダム」っぽい、やたらとトゲトゲしていて関節部分の細い、いかにも脆そうな感じのデザインだ。こういうトゲトゲしたガンダムと、最初期のころのどちらかというと丸っこかったり重厚な雰囲気があったりするガンダムやジオンのモビルスーツなんかが同じ土俵で戦う様子というのは、毎週見ていてとにかく面白かったのだ。

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