実銃射撃

当たりコンディションの朝霞

投稿日:2013年11月30日 更新日:

朝霞射撃場……昔の東京オリンピックのために作られた射撃場だ。次々回のオリンピックが東京に決まったことで、「昔の」と付け加えて、「今度の」東京オリンピックと区別する必要がでてきた。そう、「今度の東京オリンピック」でも射撃はここ朝霞が舞台になるとのこと。この文化遺産みたいな、言い換えると廃墟みたいな射撃場を取り壊して新しい射撃場に作り変えるのか、新しい射撃場を別の場所に作るのか、一時的なものなのか恒久的なものなのか、詳しいことは人によって言うことが違ってどうもはっきりしない。高い確率で建て替えだとは思うのだけれど。

この射撃場、10m種目であっても屋外(撃つ場所には屋根があるので、正確には半屋外?)なのがクセモノだ。コンディションが天候によって大きく左右される。風が強くて標的とか飛ばされまくりな状態ならまだマシで、暴風雨といっていい状態で射座にまで雨がおもいっきり吹き込んできたりすることもある。

ただ、今日の全国秋季ピストル(土曜日)は、近年まれにみる良コンディションだった。11月も末だというのにポカポカと暖かく、空は雲ひとつ無い晴天、風はほとんど吹いていない。あえて難点をあげつらうとすれば天気が良すぎて標的の後ろが明るくなりすぎてしまい、逆に標的は完全に日陰に入るため逆光になり見えづらくなってしまいがちなことくらいだが、標的が半分だけ直射日光に照らされていて半分は日陰になっていて、しかも少しずつその日陰のエリアが移動していくなんていう「なんの罰ゲームだ」みたいな状態にくらべればずっとマシだ。

「久々の良コンディション」なんていうと、逆に気負ってしまってひどい点数を撃ってしまったりするもんだが(過去に何度もやらかしてしまっている…)、今回は先週の東京都選手権でそこそこ良い点を撃てた時の「いい気分」がまだ少し残っていることもあって妙な気負いもない。特にファイナルで最後まで生き残って、「奇跡でも起きなければ逆転なんか無理」という状態で、それでも「何が何でも10点に入れる!」みたいな気負いなしに撃てたこと。「当てたい」とか「10点に入れたい」とかいう気持ちを捨てて、ただサイトを標的に合わせてトリガーを引くことだけに集中できたその感覚がプラスになっている。

特に、この「当てたいと思う気持ちを捨てる」と自分に暗示をかるのは良いやり方だ。実際のところ、本当に「当てたいなんて気持ちを微塵も持たずに撃つ」なんてことはほとんど無理な話だけれど、たとえこの暗示が中途半端にしか効かなかったとしても、残るのは「当てたいという気持ち」という、極めて前向き・ポジティブな感情だ。「もし外したらどうしよう」とか「最低でも9点にだけは入れなくちゃ」とかそういう後ろ向き・ネガティブな気持ちを持ったまま銃を構えて撃つと、たいていの場合はろくでもない結果にしかならない。確実に前向きな気持ちで撃つための方法の一環として、「当てたいと思う気持ちを捨てる」という目標を持ちながら撃つというのは、結果としてものすごくプラスになった。60発撃てば10回くらいは、ほんとうに「当てたいという気持ち」を捨てて無心に撃てたりもするし。

全国ピストルは土日の2日間にわたって開催されるので、結果が分かるのは明日以降になる。上手く撃てたといっても日本記録とかそんなレベルはぜんぜん遠い。予想としてはせいぜい20位とか30位あたり、「体育学校や警察の人を何人か負かせるかどうか」といった程度のところじゃないかと思うけれど。

(12月2日追記)…なぜか日ラのサイトより先に東ラのサイトに結果が発表された。やったーっ、「警視庁のすごい人」に勝った!同点、Xの数も同じ、最終シリーズも同点で第5シリーズ差での勝利という超接戦!

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