ワイン

いまさらワインツーリズム2011~その1

投稿日:2012年10月29日 更新日:

甲州ワインの解禁日も今週末に迫り、マスコミはボジョレー・ヌーボーの売り込みに必死になる季節がやってきました。ボジョレー・ヌーボーはどうでもいいですが甲州ワインの解禁日は気になります。なんといっても今年の解禁日は土曜日のため、毎年日比谷で開催されている山梨ヌーボー祭りが日曜日と2日連続での開催になるんですね。ラッシュ時の新宿駅もかくやという人混みになっている例年のヌーボー祭りですが、2日開催となれば少しは分散されるんじゃないでしょうか。

さて、ヌーボー祭りに続いて開催されるのがワインツーリズム山梨です。ちょっと値段が高くなりましたがこのくらいなら許容範囲ということで、既に申し込み済みです。今年も楽しんできます。

気がつけば去年(2011年)のワインツーリズム、写真も山ほどとってメモもとってあったのに、まだどこにもUPしてませんでした。このまま埋もれさせちゃうのももったいないので、今年のワインツーリズムが始まる前に掲載しちゃうことにします。といっても、残ってるメモは帰って来た直後に書いた覚書みたいなものだけ。お話として盛り上げるのも難しいので一気にざっと箇条書きみたいな形で紹介しちゃいたいと思います。

白百合醸造

まず最初に訪れたのは白百合醸造……だったのだが、ワインカーブ案内のタイミングが合わなかった。案内時間まで待つとここだけで半日過ごしてしまうことになる。「あとで時間になったら来よう」と後回しにしたつもりだったのだが、結局最後まで行く余裕がなく、入り口付近の写真を撮っただけで撤収という形になってしまった。

結局入り口の写真を撮っただけになってしまった白百合醸造。今年はリベンジの予定。

大和葡萄酒

次に訪れたのが大和葡萄酒。「まるき酒造」というワイナリーの名物案内人として有名な「勝沼のもっち」さんがいて、熱弁を振るっていた。いろいろおもしろいお話を聞けて、メモも大量にとってあったのだけれど、今になって読み返してみるとミミズがのたくったような文字になっていて全然解読できない。

まるき酒造の名物、「もっち」さん。なんでも昨年(つまり一昨年)からフリーになって、あちこちのワイナリーで案内人を勤めてるそうだ。
試飲したワインの数々。一本一本、聞いた内容をメモしてあったのだけれど、どれがなにやらまったく解読できないありさまである。
かろうじて解読できる部分を抜粋すると。

●ヨーロッパに比べると日本はミネラルが少ない。少ないからこその良さもある。特に和食に合う。アメリカやヨーロッパの食事は、肉料理の基本の味付けは「塩」と「スパイス」のみ。日本は醤油や味噌を使う。特に料理に砂糖を使うというのは独特だ。

●甲州が注目を浴びる理由…昔は農家が自分で飲む酒を作るのが目的だったから、どれだけ早くワインにしてしまうかばかりが考えられていた。だから今でも甲州というと「フレッシュでフルーティー」というイメージが強い。だが実は甲州ワインは長期熟成にも耐える力を持っている。

●「甲州のスパークリング」という新しいジャンルをワインコンクールは作るべきだ。

●シラーズの「右八」が目玉だ。温度が高くても作れるのが特徴。シラーズはキツい感じになることが多いが、ここの「右八」はやさしい感じがする。ここの社長はこういうワインを作らせると上手い。

左写真は屋外で行われていた無料試飲、右写真はテイスティングルームに展示してあった、これまでの受賞歴かな? なにせ記憶があいまいで。
大和葡萄酒は基本的に有料試飲となっていた。全般的に、無料試飲が大量に用意してあってどんどん飲んでください、みたいなところはあまりおもしろくない、というか「どこでも飲めそうなフツーのワインっぽい飲料」が並んでるだけで、こういった有料試飲やってるところの方がずっと個性的で面白いワインが飲める。一日で飲めるアルコールの量には限界があるのだし、無料試飲でよっぱらっちゃう前にまずはこういう所に来て話を聞きながら飲むのが面白いと思う。

中央葡萄酒

次に訪れたのは中央葡萄酒。「グレイスワイン」のブランドの方が通りがいいかもしれない。以前訪れたことのある麻屋葡萄酒の真ん前にあるワイナリーだ。

麻屋葡萄酒が、ほとんど工場か掘っ立て小屋かって感じの無愛想な佇まいなのに対して、こっちはディズニーランドのテーマパークですかってくらいに凝った外装になっている。なんか、対抗心バリバリって感じだ。
グレイスワインといえば「周五郎のヴァン」が有名。ポートワインとかマディラワインとか呼ばれる、ワインの発酵途中でブランデーなどの蒸留酒を加えてアルコールの力で発酵を止めた、甘くてアルコール度数の高いワインである。「酒精強化ワイン」という分類になるのだが、醸造するには普通のワインを作るのとは別の免許が必要になるため、どこでも作れるというわけではないのだそうだ。

中央葡萄酒では有料でのテイスティング&セミナーをやっていた。テキストを配って、順番に(無料試飲には出していない)ワインを少しずつ試飲してはその特徴やワイン作りの上でのコンセプトなどの話を聞くというもの。なかなか面白かったのだが、早口のうえに終わったあと風のように立ち去ってしまって質問の暇もなかったのが残念。
1Fの無料試飲では、お買い得な安めのワインが無料でいくらでも試飲し放題。氷を入れたバケツに瓶ごと突っ込んであって、飲みたい人は自分で自分のコップに注いで飲んでくれという形だ。おつまみとして漬物が添えてあって、そちらも食べ放題である。
2Fでは、ワインツーリズムに参加したひと限定の、希少で高価なワインの「プレミアパックヴィンテージワイン」なんてものが販売されていた。豪華な木箱に入ったワインセットで、値段は1万円台の半ばから後半となかなか立派なもの。有料セミナーでは当然のことながらこのプレミアパックをこれでもかというくらいに推されるわけで、セミナーが終わった後にこの木箱を注文する人もけっこう多かった。

「簡単に箇条書きにするだけ」のつもりが、書き始めてみると以外に思い出す内容が多く、1日目の前半だけでこんな量になってしまった…。次は1日目の後半、アルプスワイン新巻葡萄酒北野呂醸造の3箇所をお送りする予定。

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