トイガン射撃 製品レビュー

ハイキャパ・アキュコンプJ2カスタム

投稿日:2012年1月13日 更新日:

昨年末の新宿ピンポイントシューティングに初参加していただいた方が使用していた「ハイキャパ5.1 アキュコンプJ2」。常識はずれといっていいくらいのロングスライド(※正確にはスライドが長いわけではなくコンプが長い)を搭載した、見るからによく当たりそうなカスタムガンだ。

ブルズアイはミスショットもあり86、プレートは本人が物凄く納得行かない表情の20点、KYLは惜しくも外して0点という結果でしたが、あきらかに「いつもはもっとちゃんと当たってるハズなのに」という感じが伝わってくる撃ち方でした。これで「タイムを計測しながら他の人と並んで撃つ」っていう試合形式の雰囲気に慣れてくれば、きっともっと凄い点数を叩き出してくれるのではないかと思います。

今回は、試合終了後に撮らせていただいたカスタムガンの写真とともに、こういった「精密射撃系のガスブローバックカスタム」についてお送りしよう。

このカスタムガンのキモは…? 言うまでもなく、フリーダムアート製のアキュコンプJ2だろう。およそハンドガンとは思えないほどに長く伸ばされたスライド…に見えるコンペンセイターは、構えているだけで見る人の度肝を抜く。

アキュコンプは、ハイキャパのアンダーレールを長く伸ばし、そこにコンペンセイターを固定、さらにそのコンペンセイターでバレル先端を固定することで、ガスブローバックに極めて高い命中精度をもたせるためのカスタムパーツだ。アキュコンプJシリーズはその中でも、組み込み後の見た目が「ロングスライドのガバメント」っぽく見えるようなデザインになっている。コンペンセイターはスライドの形状にそのまま繋がるような形になっている上に、ガバメントのスライドと同様の形状の肉抜きが入っている。

これだけスライドがながければ、さぞかし長いインナーバレルが入っていることだろう…とおもいきや、インナーバレルの長さは他のアキュコンプシリーズと同等。長いコンペンセイターの中を、横に開いている穴から覗き込んでもインナーバレルは見えない。今のガスガンの場合、過去のものと違って1回の射撃で吐き出されるガスが適切な量に制限される仕組みになっているため、あまりインナーバレルを長くしてもパワーが大きく変わったりはしない。かえってパワーダウンの原因になってしまったり、またBB弾がバレル内にいる時間が長くなるため命中精度の低下を招いたりすることもある(トリガーを引いてから、実際にBB弾が銃口から飛び出していくまでの時間が長くなり、銃を少しでも動かすと弾が当たる場所が大きくズレてしまったりする)。アキュコンプJ2の超ロングコンペンセンターは、超ロングバレルを隠すためのものではなく、銃の前方を重くしてブレを小さくするためのパーツであり、オープンサイトで狙うときにサイトレディウス(前後サイト間の距離)を長くして精密な照準を行いやすくするためのものだ。

このカスタムガンには、フリーダムアートお得意の集光アクリルサイトが付いている。今はドットサイトが付いているので無用のパーツとなっているが、これは最初はドットサイトは載せずにオープンサイトで狙って撃っていたそうだ。

載せられているドットサイトは、フロンティア製のオリジナルドットサイト。以前、ピンポイントシューティング赤羽で賞品としていただいたときに、試合開始前に速攻で写真を撮影してレポートを作成し、このブログに掲載したことがある。そのブログ内でも書いたが、価格が安いわりにはエアガン用として使う場合に必要な機能・性能は十分に備えている、非常にお買い得な優れたサイトである。

欠点を上げるとすればレンズの径があまり大きくない上に前後長が長いので、覗いたときに「ドットが投影されるレンズ」が凄く小さく見えてしまうこと(ドットが見える範囲が狭いこと)が挙げられる。コンマ数秒を争うようなシビアなスピードシューティングに使ったりする場合、開放感のあるオープンタイプドットサイトに比べると使いづらさを感じるかもしれない。しかしピンポイントシューティングやAPSカップのように時間がたっぷりある競技や、構えたときに目とサイトの位置関係がキッチリと決まるライフルなどに取り付けてサバイバルゲームに使ったりするのには適したサイトだ。

アキュコンプJ2のフレームには、最初からこういったドットサイトマウントを取り付けるためのネジ穴が開けられている。マウントは付属しないが、市販されているハンドガン用マウントならば、ほぼなんでも加工なしに取り付けることができる。

このアキュコンプJ2も、上のハイキャパスライドも、本当なら黒い。特別仕様の銀色バージョンがあるのかと思ったらそういうわけではなく、ご自身で塗装したものだとのこと。そのため、ホルスターに収納したり抜いたりするときに激しく擦れる部分などは塗装が剥がれて、地肌の黒色が少し覗いているのが見える。

ハンドガン(特にガバメント系)のグリップを両手で握ると、どうしても手とグリップの間にスキマが開いてしまう。そのスキマを埋めて手とグリップがぴったりフィットするようにして、構えた時の安定性をUPしようというカスタムはスピードシューティング系だとお約束カスタムの一つだ。

このカスタムガンでは、テニスのラケットに使われるクッション入りのテープがグリップエンドに近い位置に少しだけ巻かれていた。スピードシューティングなどで素早くホルスタードロウしたときに、少しくらいグリッピングが甘くてもこのテープがあるおかげですっぽ抜けにくくなる効果がある。構えた時の安定性もアップするだろう。

グリップセフティを殺したりというようなカスタムは行われていないようだった。

以上、駆け足で「マッチで見かけたカスタムガン紹介」のコーナーをお送りした。いろんなカスタムガンを見たり、あるいは自分が手塩にかけたカスタムガンを自慢したりするのも、エアガンでのシューティングマッチの楽しみの一つ。次回のピンポイントシューティングは、明日の土曜日(14日)に、赤羽フロンティアビル2F射撃場にて開催です。カスタムガン見学or自慢にぜひいらっしゃってください。

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