トイガン射撃

ひたすらブルズアイ 結果発表(2019.2.16)

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今年に入って2回めのひたすらブルズアイを、土曜の夜に新宿MMSさんにて開催しました。多数のご参加ありがとうございました。

APSカップの3種目のうち、最も点数配分が大きいブルズアイ。2分間の制限時間内に5発を同じ的に向かって撃ち、それを2回繰り返した10発分の得点がブルズアイのスコアになります。最高得点は100点。APSカップのフルスコア200点のうち半分がブルズアイで占められていることからも、「ブルズアイこそが最も重要視されている種目」であることの証拠と言えるでしょう。

ところでこの2分間で5発という時間制限ですが、エアガンに範囲を限らずにピストル射撃全般で見ると、相当に短いものです。先日、「ビームピストルって制限時間短いよね問題」が少し話題になりましたが、その短いと言われる制限時間も60分60発です。1発あたり1分(60秒)。APSのブルズアイに与えられた時間はその半分にも満たない、1発あたり24秒しかありません。

本番ではあ時間制限があるのだから、その時間制限内で撃つ練習はちゃんとしなければなりません。それは当然です。ですが、その練習だけで良いのか?ということになると異論が出てきます。

今月のはじめに大阪にて開催した「APSカップ・プレートレベルアップ講習会」にて、講師としてお招きした木田知宏さんもおっしゃっていましたが、「(制限時間内に撃つ練習をするのは当たり前という前提の上で)時間はどれだけかけても良いから、これこそが自分が目指す理想な一発だ――というその一発だけを撃ち続ける練習というのも大事」なのだそうです。なぜかというと、時間内に撃つだけの練習をしていると、時間内に収めるためにいい加減な部分、妥協した部分がある「理想とは言えない射撃」が自分の中にイメージとして強固に定着してしまい、そうするとそれ以上はいくら練習しても上手くならないという事態になってしまうからだそうです。

時間を気にせずに、自分が納得できる一発を積み重ねていく練習と、その一方でその一発×5回を制限時間内(よりさらに短い時間)に収めるために、どこを削っていくかを考えて試行錯誤する練習、その2つが必要なのだとか。これはAPSカップに限らず、先ほどに例として挙げたビームピストルにしろ、エアピストルにしろフリーピストルにしろ、射撃と名の付くものだったらどれでも同じ話だと思います。

「いつもは2分5発で撃ってるけど、時間をかけて撃ったらどうなるんだろう」という感覚を少しでも体感して貰えれば、という趣旨でスタートしたのが「ひたすらブルズアイ(遡ればピンポイントシューティング)」です。コンセプトを支持していただける方にも恵まれまして、ほそぼそとですが続けながらかれこれ6年めになります。参加していただけた皆さん、今でも参加してくださってる皆さん、ありがとうございます。

さて今月のひたすらブルズアイは、相当にカスタムされているグランドマスターを使用されるシューター2人を含む総勢8名での開催となりました。グランドマスターはトリガーの軽さや、湿度や気温の変化に対する強さなどがAPS-3に比べたときの利点であり、グリップの形やバレル軸の高さなどが欠点となります。2人が使用しているグランドマスターはグリップの取り付け方法や形状を大きく変更し、欠点とされる2点の解消を図ったモデルのようです。

グランドマスターの2人は、銃器トラブルや故障に悩まされることが多く、精神的動揺もあったのでしょう、本来の実力のことを考えると、少し低めかな――?と思える結果となってしまいました。

今回もレベルは高かったですね。私自身の結果は、「けっこう良いのではないか」と言える点数が出ているのですが、それでも大差とはいかずちょっとでも気を許せば逆転されそうなくらいに2位以下が迫ってきています。

APSカップも、ただがむしゃらに練習するというところから一歩先に進んで、きちんとした理論にもとづくきちんとしたアドバイスを受けるという考え方が少しずつ一般的になりつつあると聞きます。トップ射手のレベルが上がるというだけでなく、遠回りせずに一直線で上達への道を駆け上ることができるようになったおかげで、初心者とされる方々も一気に(かつてだったら)優勝争いしててもおかしくない得点を撃てるようになってきているようです。

銃は、ただ撃ってるだけでも実のところけっこう面白いものですが、上手く撃てるようになれればさらに面白いものですよね!

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