APS-3ライフル化キットを9月に発売。先行予約受付中!


aps3-rifle-kit-01ノーマルのAPS-3に取り付けるだけで、競技用のライフルとして使えるようにするための「ライフル化キット」を作りました。【あきゅらぼ通販】にて販売予定です。価格は9,000円(未組立のキットのみの価格。エアガン本体は含みません)、発売は9月の予定です。※写真は試作品のため市販品とは細部が異なる可能性があります。

競技射撃専用のライフルというのは、軍用や狩猟用のライフルを見慣れた方からすると、かなり「変」と思われてしまうことが多い形をしているものです。あちこちが微妙な位置や角度を調整できるようになっていたり、バットプレートの位置が異常に低かったり、グリップ(右手で握る部分)がストックと一体型ではなく独立して下に突き出したいわゆる「ピストルグリップ」になっていたり……。

もちろんそれの形には理由があります。全てのデザインは、「ルールの範囲内で、立射や伏射で構えた時に最も銃が安定する(身体の力を入れずに構えられる)」ためのものです。逆に言うと、競技射撃において「安定して構える=高得点を出す」ためには、軍用や狩猟用のライフルそのままの形はあまり向いていないということでもあります。

デザインというとあまりに広範囲なので「なにが正解」というのは見つけにくいものですが、銃と身体が接する部分の「位置と形」だけに絞って考えると答えは見つかりやすくなります。射撃姿勢を取った時、身体に銃が触れる場所というのは4箇所あります。銃の前方を下から支える左手が触れている「フォアエンドレイサー」、頬が触れている「チークピース」、肩が触れている「バットプレート」、そしてトリガーを引く右手が触れる「グリップ(それとトリガー)」、これで全てです。

この4箇所の位置と形さえ競技射撃に適切なものになっていればいいのです。そこで、ハンドガンであるAPS-3にパーツをいくつか追加することで、ハンドガンのものをそのまま流用するグリップ以外の3箇所を「競技銃として適切な位置に、適切な形のものを配置する」ということだけを主眼においたカスタムパーツを開発しました。

「銃として格好良い形」なんてものは全く気にしていません。正直、見た目は格好良いものとは言えないかもしれません、というか格好悪いです。けれど、構えてみればこの形をしている意味はすぐに分かっていただけると思います。右腕にも左腕にも全く力をいれずとも、銃口が標的を向いた状態でピタリと止まり、右目がサイトの真後ろに自然に収まります。狙っている位置が高い場合や低い場合でも、筋肉に力を入れて銃口を動かす必要はなく、各部に設けられた調整機能を使って「脱力した状態」で銃口が自然に向く方向を調節できます。

何度も試作を繰り返し、各部のサイズや角度などを微調整していって、ようやく「これなら十分に使える」と言える形のものが出来上がりました。細かいパーツの発注などがありますので発売は来月9月からになりますが、現時点での最終試作品でもって「APS-3ライフル化キット」の概要をお伝えします。
 

aps3-rifle-kit-00開発にあたっては、ライフル射撃のスペシャリストであるTMVさん(日橋さん)に多大なるご協力をいただきました。たくさんダメ出しもいただきまして試作数も大変なことになりましたが、おかげでかなり良いものが出来上がったと思います。ありがとうございました。





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1 Response to APS-3ライフル化キットを9月に発売。先行予約受付中!

  1. 匿名

    匿名ですいません。
    是非、認定シールをお願いします。m(_ _)m

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池上ヒロシ
各種雑誌にてライターをやっています。
銃器の構造、歴史、射撃技術などが得意分野です。メインフィールドはピストルを使った精密射撃です。
 
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